防球ネット計測・新種目競技場建設     

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Urban Sports スケートパーク

スケートパーク

私達、長永スポーツ工業は

「スポーツ施設建設の業社」として、豊富な実績/データを基に

「 スケートパーク 」建設/改装のマスタープラン考査から、

基本設計、実施設計、施工、そして施設の維持管理に至るまで

弊社ならではの “トータルプロデュース”が可能です。

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私達が目指すスポーツ施設とは、半世紀に及ぶ蓄積された技術データの検証を基本として、ご利用者の皆様が安全に そして安心にご利用できることを最前提に考え、その施設の主役であるプレーヤーの想いを大切に反映させること、さらには周辺環境との《 調和 》に意を払った施設であると考えます。

 

この「スケートパーク」建設では、市民公園や公共遊休地を有用した施設計画のお問い合わせが増えています。

 

スケートパーク」は ご利用者の要求の「核心」をついた設計とその街に残るランドマークとして永く「美しく」あることが必要不可欠です。

 

【 スケートボード競技の現況 】

昨今は、エクストリームスポーツの祭典と呼ばれる大きな大会が多数開催されており、絶大な人気を誇るスポーツ種目のひとつとなっています。

また、東京五輪大会から 正式「競技種目」となったことで、今後、世界的にもますます注目度が高まる国際スポーツ種目といえるでしょう。

 

■ 東京2020大会から五輪種目に

東京2020大会以降も「パーク」・「ストリート」と呼ばれる2種目の競技が行われます。

「パーク」部門は、ボウル(住宅用プールが由来)を使ってトリックを競い、「ストリート」部門は、街路にある構造物(ストリートファニチャー)、例えば 公園で見かけるベンチやプランター、スロープ、階段、手すりなどを模した “セクション”(障害構造物)を使って様々なトリック(技)を繰り広げます。

ルールは 2種目ともに トリックの難易度や完成度を審査で争い、その総合点で勝敗を決する採点方式の競技となります。

まだ目新しい五輪競技ですが、近年は東京2020大会や国際大会で 日本選手が男女ともに優勝を勝ち取るなど、国内の参加希望者や競技者レベルも急激に高まってきています。

 

【 スケートパーク 概論  】

“B3スポーツ” を楽しむための専用施設

「スケートパーク」とは、スケートボード、ローラースケート、BMX(自転車)など、通称 “B3スポーツ”と呼ばれる競技を楽しむために造られた競技専用スペースのことを指します。

B3スポーツが盛んな国:アメリカでは、スケートパークは、子供達や初~中心者を主な対象とした公共施設と、アスリートレベルの要求を満たす専業施設などが全米中に点在しており、そのいずれもが大勢の人で賑わっていることからも 同競技の人気の高さを伺うことができます。

 

■ 施設には「統一規格や寸法」がない

スケートボードには、スノーボードやスキーと同じように いくつかの競技スタイルがあり、それぞれの種目ごとに設計思想が異なってきます。

大多数のスポーツ競技施設が決まった寸法・配置、細かな規則で定められているのに対して、「スケートパーク」には そのような決められた寸法や細かな規定の定めがなく、標準のデザインテンプレートもありません。

もちろん 競技スタイルにより ある程度のセクション種類は設定されてはいるものの、セクションの大きさや形状、設置数は様々であり、同じ競技スタイルでも 全く異なる施設デザインを工事毎にすることとなります。

 

■ スポーツ観光資源として

競技施設に規定寸法、指定意匠がないことで、世界各地には様々なデザイン、レイアウトのパーク(施設)が存在し、その未知の魅力あるロケーションを求め、わざわざ遠方に足を運んで競技を楽しむスケーターが少なくありません。

海外には景観を含め、まさに 市民Park内に設置された競技施設もあり、アクセスが悪い遠隔地でも その街の「スポーツ観光」資源として成立しています。

このように、「スケートパーク」建設に際しては、各施設計画ごとに独自の創造性やオリジナリティを重視したコンセプトを思索するところから

始まり、スケーターの感性を触発する空間デザインをすることこそが やがて、その「スケートパーク」の魅力となっていきます。

 

【 私達、長永スポーツができること 】

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[1] スケートパークのデザイン

スケートパークにおける最も大切な評価基準は、スケーターの“満足度”でしょう。

建設計画時に必ず問題となるのは、複雑な3次元曲線で構成されたアシンメトリーなデザインが求められるものの、従来の建造概念にある「法面設計」図面の範疇では、それは再現できません。

そのため、弊社では設計時に「3D」パースを使った事前検討を行うことで、具象的なデザインを関係者の皆様にご確認いただいております。

また、複雑な3次曲線構造を高いレベルで“完成”させるためには、経験則ある職人の「手」が欠かせません。

国内でも数少ないコンクリート造成スキルを有する管理士達が、完成まで責任を持ってお手伝い致します。

スケートボードは プロスケーターから競技を始めて間もない子供達に至るまで、すべてのプレーヤーが同じ施設内で一緒に競技を観て、楽しめる数少ないスポーツのひとつです。

競技導線のゾーニング設定により、そのリアリティを間近に子供達にも感じていただける、「レベル違い」の安全性を確保した設計も可能です。

私達は、滑走、トリック・プレイ、競技には関係のない「リスク」を

徹底的に排除することで、ご利用者様が日々快適に、

そして「安全」にご利用できる空間を念頭に設計・企画を行って参りました。

 

例えば、連なるセクション配置の間隔によって、

走行リズムを妨げることのない、より安全性の高いレイアウトを

現役スケーター目線で導き出すことができます。

 

 “ここで滑る爽快感” ”様々な障害物に挑み、高まる向上心“

 ”滑りやすいという安心感“ ”心地よいロケーション“

 

幾つもの付加価値を伴い、スケーターの「感性」を触発するような

多彩なスケートパークをデザイン施工することをお約束致します。

 

2ご利用者が求めるご要望とイメージギャップの調和

公共「スケートパーク」の多くは その周辺地域のご利用者(地元スケーターやその保護者)の熱心な署名活動などにより 計画がスタートするケースが大半を占めます。

一般的な公園整備計画の多くは 行政主導型であり、行政からの投げかけを地域住民が判断する受動型が多いのに対して、このような利用者主導型による施設計画が行われることは稀なこと。それだけに計画進行では難しい側面が潜在しています。

まだまだ日本ではポピュラーとは言えない競技種目である一方で、住民プレーヤーが施設建設に抱く想いは強く、明確なビジョンを持っている場合も多くあります。

しかし、計画を推し進めるためには 管理者側の条件(敷地面積や総コストなど)を加味したバランスを取る必要性が必ず生じてきます。

弊社は地元スケーターと施設管理者がディスカッションできる場を定期的に設けていただくことで、両者の“橋渡し”となる役目を担います。

“利用者”と”管理者”のご意見の協調と施設の建造ビジョンを 双方の関係者と共有することで その主役となるスケーターの想いを大切に守りながら、建設条件やコストに合わせた構造の提案、図面や3Dパース、場合によってはモックアップで検証を重ね、双方に理想となるスケートパーク像を「具体案」まで煮詰めて参ります。

 

■ 安心・安全確保のためのデザイン考

そして、特に 公共施設では すべての住民の皆様にとって安心・安全に施設をご共用いただくことは 欠かすことができない“最重要事項”に違いありません。

この “安心・安全” への配慮を果たす設計と “スケーターのビジョン/イメージ ” の 調和を図る調整行程は、弊社が担う 一番重要な役割だと考えます。

私達は、ご利用者のレベル・年齢にかかわらず、「利用しやすく」「楽しい」空間づくりの導入のために、従来の既存施設の多くが払拭できなかった「危険」「使いにくさ」をできる限り解消することを始点として、すべての方が快適にご利用できる施設デザインの完成形を常に目指して参りました。

その具体例の一案として、スケートパークのユニバーサルデザイン:施設内の難易度別ゾーニングなどのプランニングをご提案致します。

弊社では、その施設ビジョンにお応えできる「提案力」と「技術力」

自治体主導の大型スポーツパーク建設から、

“地元スケーター参加型”のスケートパーク造りまで

計画段階から完成までトータルにお手伝いをさせていただきます。

[3] 遊休地の有効活用

スケートパークには「〇〇m×〇〇mで平坦な敷地を要する」と、規則で定められた必要面積/寸法がありません。

もちろん 競技のレベルや利用用途により適した寸法はありますが、土地形状は必ず平坦である必要はなく、その土地の《 特性 》を生かした造成計画を行うことができるため、造成に伴う工事費を抑えたご提案や狭い敷地面積なりを前提とした施設コンセプトのご提案が可能です。

騒音問題に配慮した遠隔遊休地や高架下、また変形した敷地形状の場合でも、さらには旧い公共施設や廃校の再活用をベースとした大規模改修計画など、スケートパーク建造に当たっては その地形・条件に合わせたデザイン設計が可能であり、より費用対効果の高い「空間づくり」をお約束致します。

「スケートパーク」は 変形敷地でも建設が可能なため、公園内・外の遊休地でも有効活用をすることができます。

[4] 自然を生かす Park デザイン設計

自然の樹木などを積極的に採り入れることにより、スケートパークの形姿は競技のための施設がやがて、次代へ繋がる「まちづくり」の一環となるシンボリックな景観を生むことが実現できます。

既存の樹木を生かしたデザインや数次に分けた計画造成による緑化造園などにより、公園と施設はやがて一体化し、公園全体のランドスケープデザインの一部として周辺環境に溶け込んでいきます。

さらに、時代に合わせた公園区域内の改修に伴うシェルター・ベンチやクロカン園路の設置など、施設周辺の計画整備によって、そこはボードプレイヤーだけはなく、地域住民の方々にも永く親しまれる心地よい場を提供することとなります。

ご利用者様の明確なビジョンとイメージをくみ取りつつ、設置管理者とも公園全体の未来像を含めた綿密な打ち合わせを積み重ね、そこに私達の施設造成の専門知識を融合することで、より永く愛され続ける「スケートパーク」となるはずです。

[5] 敷地内の多様化設計

スケーター以外を含めたシンボル性ある「公園」・「広場」としての完成形を目指し、スケートボード場だけではなく、他スポーツとのコラボ施設としてのご提案も可能です。

スケートパークはその専用エリアの他に、3×3(新・五輪バスケット種目)やテニスの壁打ち練習板設置、「健康年齢/スポーツ増進」インフラが不足する壮年層向けのNewスポーツや低学年の子供達がスポーツに親しむことを目的とした「多種スポーツの集合練習施設」(コンプレックス)設置など、他のスポーツと共有する多目的スポーツ空間として計画を立てることもできます。

※1ゾーン内で多種目設置する場合は、施設内の競技ごとに異種の動線が必要となるため、最低限のゾーニング設定が計画“当初”段階から必要となります。

この場合の舗装工法は、その中で優先/重視する競技を基本にコンクリート下地だけでも設計ができる他スポーツを合わせたもの、さらに数次計画による拡張造成が可能ならば、各競技のご利用者様により適したサーフェスを選ぶことが望ましいでしょう。

■ 「遊水池」共用設計

そのほか、洪水時に一時的に貯水できる「遊水池」としての機能を持たせる設計も“施設の多様化”としての検討要素となるケースも多く寄せられています。

【サーフェス(舗装)選定】

スケートパークの主工法となるのは、コンクリート舗装とアクリル系舗装です。

一般的なスケートボードは直径50㎜~60㎜程の硬さのあるタイヤ(ウィール)で施設を滑走するため、滑らかな「滑走面」であることは必須条件となります。

コンクリート舗装では、表面に滑走に適した強化剤等を塗布することで長期的に施設を活用するための加工法もあります。

“ストリート”と呼ばれるパークスタイルでは、文字通り街中で滑ることが呼称の由来となっており、あえて難度の高いインターロッキング舗装やレンガ調にするなどデザインの自由度は高く、それはパークの個性ともなるものです。

様々な条件を「事前」に伺った上でより適切なサーフェスをご提案致します。

【セクションの構造と選定】

スケートボードは様々なセクションを制して楽しむスポーツです。

「セクション」には様々な種類があり、形や大きさは競技種目やレベルによって実に数多くの形状パターンが存在します。

このセクション選定はパークの“核”でもあり、そのスケートパークの価値を決定する大きな要素となります。

現在では、「屋外」常設施設であれば“コンクリート製”と“金属製”の2種類が主要部材となりますがそれぞれに特性があります。

「コンクリート製」は金属製に比べて様々な形状のセクションが作製しやすいのが特長で、デザイン性(自由形状)に長けているため「スケートパーク」として人気のある仕様と言えます。

「金属製」2次製品は工場製作が一般的で、現場作業では取付け工事が主となるため、現場工程が短縮できることが特長です。

2種類ともに利点・欠点があり、セクションの構造はパークのコンセプトや建設コストに大きく関わってくるため、計画初期段階から関係者が一体となって検討する場を設けることが良質なパークづくりの基盤となります。

★ コンクリート製の特性

【利点】

  • 自由な形状のセクションがつくりやすい
  • 「スケートパーク」のスタンダード
  • 周辺景観とのデザイン調和ができる

【欠点】

  • 現場施工のため現場での工期が必要
  • セクションの移動が難しい

 

★ 金属製(スチール2次製品)の特性

【利点】

  • 現場作業が少ない
  • レイアウト再設計~移動は可能
  • 製品化されているものが多数ある

【欠点】

  • コンクリート製に比べると高価
  • セクション意匠によっては製作が困難

レイアウトの設定は、継続する“滑走の心地よさ“と安全性をも左右する重要なファクターであり、スケートパークの「価値」を決定づけるものとなります。

弊社では、施設建造のご要望を「適正なコスト」で実現するために、セクションはいくつかの選択肢を準備致しており、セクション選定~決定に至るまできめ細やかな施設計画をご提案致します。

▲ 上の画像ボタンより 3D Panorama “ 検討用 Imege AR ”を ご確認いただくことができます。

【長永スポーツの「スケートパーク」造り】

「こんなスケートパークにしたい!」

「こんなスケートパークで遊びたい!」...

スケートパークの専門知識をもった弊社スタッフにより、

マスタープランから設計・施工、アフターフォローに至るまで

トータルにサポート致します。

●トータルプレゼンテーションが可能

●用途に応じた提案及び資料提供~設計・パース~積算~施工~アフターフォローまでケアが可能

●外構工事や附帯施設など、スポーツ施設の専門業者として一貫した施工・管理を行うことができる

●カーブボックスやミニランプなどのコーピング取付については施工時にいくつかの注意点と要点があるものの、競技を熟知した施工者が施工管理まで行うことができる

●スケートボード場だけではない、他スポーツとのコラボレーションのご提案

→3×3や壁打ちテニス等、コンクリート基本下地だけでも共用できるスポーツと合わせた提案が可能

●ご要望に副った、自由度があるセクションの材質や形状選定ができる

●建築コンサル・設計事務所へのご協力

●簡易金属製セクションを多用した施設計画のレイアウト再設計

→計画中途であっても初期段階ならば、「連続滑走性」確保による、より安全なセクション選定/レイアウト再設計の中途参画、監修も可能

●弊社内にスケーターの設計エンジニアがおり、プレーヤー目線/ニーズが理解できる

→ご利用者様に飽きられないノウハウの提供ができる

→プロ・スケーター招聘も可能

●ご利用者様の求める施設づくりに対応可能

→あるいは、管理者側が想定する利用者層に応じたレベル設定の設計も可能

 

※例;ご利用者 ⇔ 長永あるいは設計社間調整

[ご利用者様]

  • 漠然としたアイデアは持っているが、施設の細かな部分や外構工事などについては解らない
  • 意見が偏ってしまい、利用者が限定されてしまう

 

[長 永]

  • ご利用者側の漠然としたアイデアは、競技を行わない一般の方や管理者の方にはご理解は難しいが、弊社専門スタッフによりご利用者側のアイデアを具体化することができる
  • 施設で最も大切な細かな部分までの設計が可能
  • 施設に適切な排水施設など外構工事を含めたご提案が可能
  • 中立した立場ですべてのご利用者にやさしい施設の提案をすることができる

2020東京五輪の正式競技となり、利用者人口の増加に伴い、

主に住民の方々からのご要望をきっかけに

スケートパークを公共施設として建造する計画が

全国各所で現在も進行中です。

 

一方、ご利用者・競技者のレベル向上により、

かつての一次ブームで設置された既存スケボー施設の多くが

プレーヤーニーズを充分には満たしていません。

 

長永スポーツでは、従来の法面設計図では不可能な形状を

再現する3Dパースでの設計・確認が可能であり、

「望まれる」施設の “答え” を

計画段階から確認することができます。

 

関係者の皆様が思い描く「夢」を実現するために、

全力でトータルフォローをさせていただきます。

■ ご質問、お問い合わせは お気軽に下記までお願い致します。

【 YouTube Movie:Mpeg4/7.3MB 】 
■Music:(c)Amacha