陸上競技場は、日本陸上競技連盟の競技規則に基づき設計され、100分の1秒のスピードを競う場という性格上、その記録が信頼し得るように、当然のことながら、
(1)厳格な精度と、高度な品質管理が求められる施設でもあります。
(2)また、陸上競技場の場合、設計段階から方位やその地方の常恒風向なども考慮した上で造られていかなければなりません。
しかし、そのデリケートさから、日頃の使用を避けた競技専用の競技場となってしまうケースも見かけますが、近年では陸上競技だけではなく、サッカーやラグビーなどの試合はもちろん、コンサートや展覧会など文化の発信として使用されるほか、大規模災害時の帰宅困難者の避難場所としての役割など、大人数を収容することが出来る施設として陸上競技場は様々な目的で使用されています。
(3)恒常的に使用しやすい施設をより多く造ることも私たちの使命のひとつと考え、日頃の練習の成果を十分に発揮することが出来る施設づくりをご提案させていただきます。 |