弊社研究PTでは、競技者ピラミッドの底辺層:初~中級者のためには
“Urban Sports Park”(コンプレックス型=集合スポーツ施設)こそが
後世の「まちづくり」の1パーツになると考えています。
欧州では数種目のスポーツを一元管理する形態が 一部ではすでに定着し、
市民スポーツを担うのは 自治体から委託を受けた民間運営となっています。
日本でもJリーグチームがこのスタイルを模していますが、
まだ日本では発展途中の最中にあります。
“Urban Sports Park”コンプレックスの特徴として、
(1) コンパクトな種目を 自由な(任意の)組み合わせで建造できる
(2) 大きな敷地面積を必要としないため、計画エリアの中に落とし込める
(3) 少子高齢化時代を迎え、年齢をまたいだ交流の場となる
・・・、などを挙げることができるでしょう。
欧州も我が国同様に 少子高齢化は社会問題となっており、
プレーヤー人数を必要とするスポーツ自体をコンパクト化しています。
サッカー、ラグビー、バスケも少人数規定の種目が正式種目となっているほか
年代層をまたぎ、子供達と壮年者が“レベル”ごとに混成されたチームが
共にスポーツを楽しむ姿を目にする時代を迎えつつあります。
“Street Sports Park GOKA”は、競技者ピラミッドの底辺層へ向けた
多種の
“アーバンスポーツ”を1ヶ所に集約した、
日本ではまだ数少ない
集合コンプレックス型“Urban Sports Park”のひとつです。
初級~中級者向けの「スケートパーク」エリアは「金属製」2次製品設置型で
バンクtoバンク、クォーターランプ、レール(角/丸)、
複数のマニュアルパッドなどが滑走動線を配慮して配置されており、
将来はプレイヤーニーズに合わせたレイアウト変更も可能な設計です。
また、本施設は 特殊な滑走面コーティング処理により、
滑走時の滑らかさと表面耐久性を両立しています。